会長挨拶 | 当年度

これまでの記録

2021-22年度 八尾ロータリークラブ会長方針

テーマ「故きを温ねて新しきを知る!!」

会長 児林 秀一


 本年度、歴史深い八尾ロータリークラブ会長を拝命し、この重責に身の引き締まる思いで一杯です。
まだまだ未熟者でございますが、精一杯皆様方にお仕えさせて頂く所存でございますので、理事・役員・委員長・会員の皆様のご支援頂けますようよろしくお願い申し上げます。

2023-2024年度、RI会長ゴードンR・マッキナリー氏のテーマは「世界に希望を生み出そう」です。

マッキナリー氏は、私たちの目標は破壊的な紛争から世界が立ち直れるように「希望を取り戻すこと」「私たち自身の為に持続可能な変化をもたらすことが可能となる」と述べました。また、平和の推進については世界の多くの地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎはないと指摘しました。
 平和とは希望が根付くための土壌であることや、継続の力について述べられ、ロータリー全体でのDEIを強調、さらにポリオ根絶への継続を誓われました。
 マッキナリー氏はさらに、新型コロナウィルスの世界的流行によって深刻化しているメンタルヘルスについても、ロータリアンが希望を与えるべきだと述べました。
 本年度以降、ロータリーはメンタルヘルスサービスの改善に取り組んでいくと続き、ロータリーは会員と奉仕を受ける人の両方を支える組織として知られるべきと述べました。

「ほかの人を助けることで本質的に自分自身が助けられるのだ」

                        ゴードンR・マッキナリー氏

2660地区延原健二ガバナーは、RI会長ゴードンR・マッキナリー氏の方針を軸に、そして継続・変化を旗頭に2023-2024年度の年次目標を4項目立てられました。

① より大きなインパクトをもたらす
 ② 参加者の基盤を広げる
 ③ 参加者の積極的なかかわりを促す
 ④ 適応力を高める

まさに2660地区テーマだと私は考えます。この継続・変化は、平和の推進・メンタルヘルスへの取り組みということを意味しています。延原ガバナーはポリオ根絶に大きく力を注がれ、ロータリアン・RACと一緒に垣根を越え行動すると述べられています。
 従って、RI会長方針・2660地区ガバナー方針に基づき、八尾クラブの2023-2024年度の活動目標を立てていきます。
 本年度のクラブテーマは、『温故知新(故きを温ねて新しきを知る)』です。

クラブ活動方針

新型コロナウィルス流行も4年目を迎え、一旦落ち着きを見せているように思われますが、まだまだ気を緩めることもできません。やっと以前のようなロータリー活動ができるようになって来ました。新しく心を維新し、一年間邁進する所存でおります。 「温故知新」、八尾クラブの先人たちが考え実行されてきた事を学び、理解する必要があると思います。しかし、先人たちの考え方や行動を学ぶだけでは進歩は生まれません。先人たちの言動から新しい知識や見解を得、それを実行する事で未来に向
かった活動や奉仕が実現できると思います。

 

本年度活動目標

例会におきましては、会員が心わくわくする例会にして参ります。ピアノの演奏は基より、それに伴うソングリーダーも検討して参ります。やはり例会の盛り上がりは卓話です。各方面から(国内を問わずリモートを利用して)有名人・著名人をお招きして、例会に華を添えていき、また八尾クラブの歴史を知るために歴代会長に卓話して頂きます。卓話以外にも会員が出席したくなるような企画も立てていきたいと思います。昨今若いロータリアンが数多く入会されております。八尾クラブ以外の例会にメークアップされ、他クラブの良さも感じてもらうとともに、日々業務で忙しくされている年代ですので、どうしてもクラブの例会に出席できない時はメークアップにて出席率向上を計ります。

クラブ管理運営におきましては、クラブのエンジンである会員増強は、会員1名が1名の例会見学者を導けるよう頑張っていきます。親睦活動により奉仕事業が円滑に行える源にしていきます。
 ロータリークラブは外部への発信が少なく知名度が低いとよく言われています。やはり各方面に情報発信が必要と思います。八尾クラブのホームページの更新、SNS等での広報活動も行っていきます。クラブ内におきましては、八尾クラブの歴史と伝統、ロータリークラブの歩みを紐解いていきます。
八尾クラブの姉妹・友好クラブの今後の関係も見直していきます。

四大奉仕におきましては、各委員会が協力のもと、奉仕活動を実施して頂きます。

職業奉仕プロジェクトにつきましては、一番理解しづらい分野です。職業奉仕とは何か、一つでも紐解きたいものです。また、八尾クラブにおいてわかりづらくなっている職業分類を細かく仕分けして参ります。

社会奉仕プロジェクトにつきましては、この3年間コロナウィルス流行で経済もメンタルも落ち込んでおります。地域密着し地元の皆様に喜んで頂け、コロナを払拭する事業を行って参ります。

国際奉仕プロジェクトにつきましては、コロナウィルス流行、パンデミックに陥っている発展途上国に、現地国と国際ロータリーと共に愛の手を差し伸べて参ります。ロータリー財団の浄財を使用させて頂きたいと思います。ロータリー財団基金はやはり奉仕をする為の大事な資金です。さらに毎年の年次基金・恒久基金・ポリオプラスは達成して参ります。

青少年奉仕プロジェクトにつきましては、八尾クラブとして今まで力を入れてきた素晴らし事業です。
インターアクター・ローターアクター・米山奨学生はもとより、小中学生にいろいろな面からサポートを実施し、オール青少年、オール八尾クラブで活動して参ります。

最後にクラブ戦略計画委員会ですが、ロータリークラブは単年度制です。中長期に係わる問題、伝統等に係わる課題は委員会に諮問して参ります。
 八尾クラブのバナーにもあります「和をもって貴しと為す」。会員全員仲良く本年度邁進して参ります。皆様方のご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。